本田技研工業株式会社御中

 

 

このホームページに書いたことは、クローセンシステムという製品の欠陥に対して 貴社がどのように対応されたか、ということです。 話の内容としては 一つの製品に関することですが、その対応振りから見えて来るものがあります。 例えば、

  • 製品に欠陥があった場合 貴社は普段どのように対応されているか
  • 貴社はユーザーをどのように見ておられるか

前者に関しては

クローセンシステムの欠陥の放置が表沙汰になったのは、たまたまユーザー側が その欠陥を見付けたことに因ります。 通常はメーカー側が見付けるものでしょうから、欠陥が放置されても表沙汰にならずに済むことになります。 クローセンシステムの欠陥が当然の如く放置されたのを見ると、貴社が製品の欠陥にどう対応されているかは明らかです。 内々に放置されたままの欠陥が数多くあることが推測されるのです。

後者については

ユーザーに被害が出ていることを承知で欠陥を放置する、そして、放置すれば被害が拡大することを承知で放置する。 このような対応は、ユーザーを本当に大切に思っていれば 決して出てくることのないものです。 客など所詮はカモでしかないと、貴社自らが語っているのです。


過ちを観て斯(ここ)に仁を知る

これは論語の有名な言葉ですが、「人の過ちをみると、その人が仁者かどうかがわかる」(広辞苑)ということです。
これは企業についても言えることで、クローセンシステムの過ち(欠陥)を通して、貴社がどういう企業であるかが分かるのです。


さて、このホームページ記載内容の事実関係については、貴社の方にも異論はないものと思います。 私の方で記録はとってありますし、基本的なことは一度雑誌に掲載されています。 その記事の内容については、お客様相談室の方から 「事実関係は記事の通り」という言葉を頂いております。

しかし、もし貴社の方で 「事実と違う」、「根拠なく誹謗中傷している」と思われる個所があれば 書面での連絡をお願い致します。 平成11年9月頃 書面を2度送って頂き このホームページで掲載させて頂いていますが、宛先は同じです。 書面内容の公表に差支えがあれば、その旨お書き添え下さい。

ところで、このホームページは ジオシティーズという無料のレンタルサーバーに置いています。
もし 貴社が本ホームページに異議をお持ちの場合には、ジオシティーズを運営するYahoo!JAPANに対して、削除の要請等の苦情申し立てが出来ます。 詳しくは 以下のページをご覧下さい。

  http://www.geocities.co.jp/members/info/guidelines.html

上記ページによれば、貴社が苦情申し立てをされた場合、私との話し合いに入るようです。 私としては、苦情申し立てされることを むしろ歓迎致します。 それと言うのも、貴社に色々お尋ねできる良い機会になるからです。
しかし、本ホームページは全て事実を書いているつもりですので、苦情が出るというようなことは 考え難いのが実情です。


最後になりましたが、私が申し上げたいことは、「製品に設計ミスがあり ユーザーに損害や迷惑を与えていることが分かっているのに 放置を決め込むのは酷過ぎないか」ということです。

このことは、以前話し合いの中で 何度も申し上げたことですが、貴社は聞く耳を持たず 逆にクレーマーのように扱われました。
当時は 個人は企業の横暴の前に無力でした。 しかし、今日、インターネットの普及によって 個人も少しは企業に対抗できるのかという思いがあります。

このホームページの内容は 貴社にとって耳の痛い話ばかりですが、事実は事実として 非は非として、自らの非に向き合うべきではないでしょうか。 きちんとした製品をユーザーに提供するというメーカーの責任を自覚され、もっと自らに厳しく対処されるよう望む次第です。

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