オデッセイ、CR−Vのサービスキャンペーンに関して

 

 

平成15年2月の初旬、数人の方からメールを頂いた。 オデッセイとCR−Vでサービスキャンペーンが実施されるが、クローセンシステムの問題と同じではないか、という内容だった。

  http://www.honda.co.jp/recall/campaign/030130.html

上のホンダのページにあるように、不具合の内容は、

工場装着オプションのテレビ付きナビゲーションを取り付けた車両において、テレビチューナーの内部回路が不適切なため常に微量の暗電流が流れており、長期間車両を使用しない場合、通常より早くバッテリー上がりとなる。

実に、クローセンシステムと同じ問題でサービスキャンペーンが実施されることが分かる。
ページに記されてはいないが、欠陥による暗電流値は2、30mAとのこと、クローセンシステムの場合が36mAであることを考えれば、クローセンシステムの欠陥の方が程度が重い。

ただちょっと異なるのは、クローセンシステムがディーラーオプションであるのに対して、ナビゲーションの方は工場装着オプションであること。 これによって対応が若干違ってくるかもしれない。
しかし、ユーザーにしてみれば、どこで装着されたかは関係ない。 ナビゲーションの欠陥に対策が取られるのなら、クローセンシステムについても、より重症の欠陥として 当然に対策が必要だったのである。

かつて、クローセンシステムの欠陥が放置されていることに抗議して、ホンダからクレーマーの如く扱われた。 市場措置の必要性を話そうものなら、ことごとに嘘、屁理屈を浴びせかけられ、納得できないでいると、「理解できないのですか」、「長い時間話すのは嫌ですよ」などと蔑まれた。
しかし今となっては、きちんとした措置が必要であったと、ホンダも認めるほかないであろう。

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